■ [Live] エリック・サティ・エキセントリック・ライブ @ CAFE BEULMANS Series 2 – Vol.1『春のシャンソン祭り』
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エリック・サティ・エキセントリック・ライブ
– 新たに発掘された資料が描く等身大のサティ像、あるいはもう一つのサティ論 –
Series 2 – Vol.1 『春のシャンソン祭り』
サティ演奏家の第一人者であるピアニスト柴野さつきと、一貫してアンビエントミュージックの世界を追求する音楽家・尾島由郎が密かに開く「エリック・サティ・エキセントリック・ライブ」。毎回、エリック・サティの大胆な新解釈を披露し等身大のサティ像に迫るトーク・ライブです。
今回は「春のシャンソン祭り」と題して、サティのシャンソンやワルツを取り上げます。
柴野さつき (Satsuki Shibano):piano & talk
尾島由郎 (Yoshio Ojima):electronics & talk
日程: 2017年3月26日(日)
開場:16:30 / 開演:17:00 (2ステージ、入替無し、休憩あり)
会費:3,000円(ミュージックチャージ)+ 2ドリンクオーダー
生涯を通じて静謐で内省的な音楽を作り続けたエリック・サティ。その一方、シャンソンやワルツのような時流へ敏感に即すことで大衆の欲望に応えた数多くのポピュラーソングを作っていた事もよく知られています。
果たしてそれらは口を糊するために手がけた蓮葉な音楽なのでしょうか・・・
シリーズ2 第1回目となる今回の「エリック・サティ・エキセントリック・ライブ」では、件の楽曲群の出自や種根を詳らかにすることで、生業として市井に寄せた音楽を作りながらも、常に上位文化に対して憧憬の念を抱いていたサティの苦悩を紐解きます。
演奏曲目(予定):
3つの歌詞のないメロディより「鳥たち」 / ジュ・トゥ・ヴ / イリュージョン / タンドルモン / タンドルモン(デモバージョン) / 貧しき者の夢想(マスネ:子供たち) / 悲しき道化師の小さな音楽(ヴァルネイ:水仙の女) / エンパイヤのプリマドンナ / 金の粉 / ワルツバレエ / ワルツファンタジー 他
場所:CAFE BEULMANS
東京都世田谷区成城6-16-5カサローザ成城2F Tel 03-3484-0047
ご予約・お問い合わせ:CAFE BEULMANS
柴野さつき piano
エリック・サティをはじめとする近代/現代ピアノ音楽のスペシャリスト。桐朋学園音楽科卒業。東京音楽大学ピアノ科演奏家コースで井口愛子に師事。卒業後に渡仏し、サティの研究家であり詩人でもあるピアニスト、J.J.バルビエに師事。多数のアルバム制作やコンサートを通じ、枠にとらわれない自由な演奏活動を展開している。師バルビエと共に監修をつとめた楽譜集『エリック・サティ:ピアノ曲集』(全4冊、音楽之友社)を始めとして、楽譜『ニュー・スタンダード・ピアノ曲集:サティ ピアノ作品集』(音楽之友社)、ピアノ教則本『サティで始める大人のためのピアノ・レッスン』(リットーミュージック)を発表。最新作は、今まで前奏曲しか演奏されることのなかった未発表の大曲エリック・サティ『星たちの息子・全曲版』日本初のスタジオレコーディング盤をリリース。
尾島由郎 electronics
一貫してアンビエントミュージック/環境音の世界を追求している音楽家。代表作はSpiralのための環境音楽集『Une Collection des Chainons I & II』『HandsSome』(Spiral)、柴野さつきとのコラボレーションアルバム『Caresse』(Spiral)、『belle de nuit』(les disques des chainons)他。スパイラル(ワコールアートセンター)やリビングデザインセンターOZON、東京オペラシティ ガレリアを始めとする集客施設の環境音楽を多数制作し、サウンドデザインやサウンドシステムの開発にも関わる。定村史朗、芳垣安洋、中島ノブユキ、フェビアン・レザ・パネ、大儀見元らとノンジャンルな即興音楽のライブを多数行う。過去に『サウンド&レコーディング・マガジン』『キーボード・マガジン』(リットーミュージック)他への執筆も数多い。